迷走迷路

迷走迷路 (竹書房ラヴァーズ文庫)

迷走迷路 (竹書房ラヴァーズ文庫)

挿絵の奈良千春が気になって買ってしまった。挿絵買い。
だって、この本のプレゼント用図書カードのだらけでの買取価格が8000円だったんだもん!売る価格ではなく、買取の値段だよ?そんなに高値がつくイラストレーターさんって、いったいどんな人なの…と思って買っちゃったの。(この本を買ったのは、CRAFTを買うより前です)
で、挿絵はカラーだと水城せとなに少し似てると思ったんだけど、モノクロだとわりと地味な印象。カラーとモノクロでギャップがあるな。可愛い子よりマッチョを描く方が得意そう。
小説の方は、珍しく主人公が受と攻の両方をこなします。かわいいアイドルとワイルドな上司からせまられるという。
主人公が受と攻の両方で、しかもその両方の描写をおろそかにしないというのは、BLではあまりないので斬新な設定かも。エロばっかりだけど、山藍紫姫子(作品は、主人公が受攻両方というイメージがある)みたいにエグくないので、ライトな読者でも入れるんじゃないかなー。