「エロティクス F」vol.33

今まで何回かこの雑誌を買ったことはあったけど、今回が1番面白いかも。


まず、古屋兎丸の「ライチ☆光クラブ」。す、好きかも…。エログロだけど、丸尾末広ほど下品ではない。グルグル映畫館とか好きな人ならはまりそうな感じ(この漫画は東京グランギニョルの劇が元ネタらしいから、どっちかというとグルグルがこっちに影響受けているんだろうけど)。


次にオノ・ナツメ。相変わらずイタリア物。でも、主人公がかわいい女の子で、この人の漫画の中では1番とっつきやすい。色気のあるオジサマをどんどん描いてもらいたい。


更に桂明日香。この人の漫画は「螺子とランタン」しか読んだことなかったので、「桂明日香がエロ?」と読むまでおっかなびっくりだったんだけど…。初っ端から飛ばしてる。でも、正直、「螺子とランタン」のほのぼのしたイメージが好きなだけにエロシーン描かれると辛い…。もうちょっとファンタジーっぽい話の方が良かった…。


この号は遠藤淑子(!!!)も描いてるんだけど、別に「エロティクス」で描かなくてもいい漫画だなー。